年を取ってるからって功があるわけでもない
マロンです。
※サムネがキャッチーだといいなと思い石垣島の海底を貼ります。
オランダにおもむいたとき利用した旅行会社さんから
「また海外どう!?夏休みの予約、今からならなんとかするわよ!」
というような営業メールが来て、連想ゲーム的にこのブログを思い出しました。
まだなぎの日記で空港から出てないのに。
書くことがないわけではなく(もともとありもしないものについて書いていたわけなので)、単純に忘れていたしサボっていただけなので、テヘヘって感じです。
でもこのブログを見てくれている3人のうち5人ぐらいはなぎのファンだとおもうので、なぎと野球を観に行ったときのことを書こう……と思ったけどその時も特に何も起きなかったな~。
1イニング9球3三振エンドというのを見てすごく興奮しましたけども。
あ、なぎさんが前から行きたがっていた喫茶店に行ってケーキを食べたんですが、ケーキを選ぶときに、
「いちばん工数がかかってるやつどれですか?」
て聞いて選んでました。変な奴ですね。
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前に美容院ジプシーの話をしたんですけど、地獄のように髪がちぢれています。
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↑と書いて思い出したんですけど、工数のかかったケーキを食べているなぎと
「地獄のように」
って何なんだろう、という非常に哲学的な議論をしました。
きっかけは、何か食フェスとかの屋台に、人が地獄のように並んでいるよね、という他愛もない話だったと思います。
「地獄のようにって言うけど、地獄って人並ぶの?」
「並ぶよ。ちょっとケバブ食べたいなと思って並ぶじゃん。でもあと数人ってとこになってトイレの列だったことに気づく」
「地獄だな」
「で、並び直すじゃん……でもやっぱりあと数人になると列の先はトイレ」
「生前横入りを繰り返した悪党が落ちる地獄だね」
地獄だな。
「地獄のような全裸」っていうのもあって、これは「周りの人がちゃんと服を着て生活を送っているのに自分だけ全裸」という状況を永遠に体感する地獄です。
「全裸地獄」だと「周りが全員全裸」という状況、もしくは何らかの企画ものAVだと思います。
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そういった議論を経てから私の髪が「地獄のように縮れている」と表現するのはいささか気恥ずかしいので、話題を戻しつつ言い方を変えますと、
「たまにスチールウールを限界までほぐしたみてえのが生えてる」
です。
冷静に考えて、地獄で合っている気もします。
問題は毛根から毛先までオールスチールウール(ホップステップジャンプ、みたいですね)なわけではなく、心電図感覚でまっすぐなとこがあったりボコボコのところがあったりと、ちょくちょく縮れていることです。
あ、もうひとつありました、問題。
心当たりもないのになぜか最近突然髪が縮れだした、か、もしくは、私が最近まで自分の髪が縮れていることに気づかなかった、という点です。
前者なら髪の毛や栄養状態のトラブルであり、後者だと私の感覚がトラブっています。
そんでインターネットで検索したら、「加齢による髪の衰えの可能性」だって。
地獄か。
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ていうか、衰えの話しかすることないですねホント。
人間ドックを受けようと思ってる、とか、
後鼻漏が再発している、とか、
古いアクセサリーとかを一掃したら出てきた「パワーバランス」のシリコンバンドを久々につけてみたら、すごい昔の上司も会社でつけてて色まで丸かぶりしてたとか、
そもそも自分のを冷静に見たらロゴががっつり歪んでてメチャクチャ偽物だったとか、
検索したら2011年にメーカーが「根拠がない」て謝罪してたのを知ったとか(公式サイトも消えてるっぽい)。
ちなみにその上司に勧められて昔買ったんですよね。その上司も「なんかよくわかんないけどいい」と言ってて、なんでそんなもん買ったかっつうと、「何かよくわかんないけど良くなりたい」と思ったからです。
もっと具体的に言うと、
「特に何もせず、多少なりとも金を払うだけで、イエス楽ちんノー努力で、よくわかんないけどいい感じになりたい」
と、今も思っているからです。
結果偽物掴まされて、特に何も良くならないままどっかに仕舞われてたわけなんですけども。
あっ、スピリチュアルに縋って面白かった話は別にあるんで、いつかします。
※魔女裁判に使われたという魔女秤です。オランダにあります。重さをはかられたあと魔女じゃない証明書(希望者は魔女証明書でもいいらしい)がもらえます。
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弱っただの老いただの衰えただのの話ばかりでもう一人の自分が
「まだまだワシも若いワイ!」
と入れ歯を飛ばして怒ってくるので、新しくソシャゲをやってる話をします。
2017年3月に配信された「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」をやっています。新しい!
音ゲーなのですが、これが面白いです。
もともとは声優ユニットとかをはじめとしたメディアミックスものとして企画され、アニメ化もしているしコミカライズもあるらしいのですが、ゲームが面白いのです。
既存の曲をカバーしたもので音ゲーをさせてもらえるからです。「GREE」を褒めた時に同じことを言っています。
こないだ配信されたのが、モーニング娘。の「ハッピーサマーウェディング」。
当時どれだけの新婦友人がこの曲で舞って、どれだけの「お笑い担当」を担う悲しい女子が矢口真里のパートをやらされたのだろう。
「紹介します。証券会社に勤めている、杉本さん。背は……まあ、低い方だけど(略)」
をパロった紹介を、どれだけの男性がされたのだろう……。
と思いをはせていたら、これ2011年の曲なんだそうです。16年前。
「○○が生まれた年」と言ったら面白いかな、と思いついて検索窓に「16歳 芸能人」と入れてエンターを押したところ、会社のネットワーク監視システムに「サボるな」という意味のウインドウを出されたので、
おとなしく入れ歯にポリグリップを塗って再装着したいとおもいます。(まだまだワシも若いワイ!)
アムステルダムは交易の街
去年はマロンと3回も旅行したのに、あんまり旅行の話って書いてない。(マロンは書いてるか)
なんか……何が……何があったんだっけな……海外旅行はそこそこ緊張しっぱなしだからよく覚えてられないのか…?
写真を…写真を多めに……多めに使えば思い出せる……ような……?
オランダに行くぞ
海外旅行しようぜって話は前からしていたんだけど、私がバタバタしていたのが落ち着いたので「今しかねえ!」とひと月前に計画。社員旅行を翌日に控えたSkype会議で
なぎ「アジアは除外しよう、長く飛行機に乗れるうちは」
マロン「城、城を見たい」
なぎ「人間性を疑われそうだけど、大自然興味ない」
というわけでヨーロッパのどこか城のあるところ…と思ってドイツを選ぶも、旅行会社に「こんなキンキンで空いてねーよ、オランダにしろオランダ」とおすすめしていただいたので「オランダもヨーロッパだから城くらいあんだろ!行ったことないしオランダ行こう!」と決まったのでした。
アムステルダムが首都なのはギリギリ知ってる
ツアーはオランダの首都のアムステルダムに3泊のフリープラン。一番大きい街だっつーし、見たい運河のツアーもたくさんあるし良かんべ、と思って。
そもそも私は海外旅行をあまりしたことがないんだけど、オランダは勝手に見知った気で居た。小学生の頃に福岡に住んでいてオランダ村もハウステンボスも行ったし、大学の都市論の授業でオランダをすこーーーーーーしだけ学んだ(司馬遼太郎の「街道をゆく」も見た、おもしろいよ)。
とはいえ、商人の街で流通が盛んで経済が崩壊する表現を「バブルが弾ける」っていうのはチューリップの球根の取引が元ネタで結婚式は市庁舎であげて今の国王は即位の記念イベントでDJ呼んで大盛り上がりだったのを知ってる程度。
あ、あとは47RONINを観た時に出島の表現がパイレーツオブデジマって感じだったから「オランダってこんなアレなの!?」って思ったくらい。
冒頭7秒くらいが該当シーン。地上波でやってくれよぉおお
まあなんだ、行くとなったらガイドブック買うじゃん。買うんだよ。何件か回ったけどオランダだけのやつが少ない。最低でもベルギーと抱き合わせ。
みんな3泊5日の弾丸で行ったりしないんだね。オランダベルギー周遊しちゃうんだね。うるせー3泊で楽しんでやらぁ!!!
だけどアムステルダムに城がないのは知らなかった。
ヨーロッパはどこにでも城があって、どこにでも貴族の跡があるんだと思ってた!城と言わないまでも豪族とかの館が!あるのだと!思ってた!
だけどアムステルダムは商人の街。貿易で発展した街。王宮があるにはあるけどナポレオンが「それまで市庁舎だったところに滞在した」から王宮になっちゃっただけで、現在の国王は別の街にいる。も〜徹底的に城が!ない!
電車で別の街に行けばありそうだったけど、ミッフィーと風車というドメジャー観光を捨て切れないので城を諦めました。たった一つのマロンの希望を先入観で殺してしまった。ごめんなさい。
ちなみに大自然を嫌がっていた私ですが、社員旅行(沖縄)を死ぬほど満喫しました。大自然サイコー。
はての島(砂地だけの島)にぽつんとあるトイレがあまりにかっこ良かった〜!
(おそらくこれくらい離れてないと遮る物がないので臭いんだと思う)
記憶が前後しそうだけど思い出した順に書くね。沖縄の写真貼ってる時点で既に前後してんだけども。脱線が得意だぜ!!!!
1日目、成田空港→スキポール空港
成田空港で待ち合わせ。広いぞ成田空港。
私この会話だけで「おっ、幸先いいぞ!」って思った。
常日頃から発言が被りまくる私とマロンが、ちゃんと会話出来てる!!「今の、どっちか発言いらなかったね」ってことになってない。良い旅になりそう✈✈✈
あっ、希望もう一つあった。乗り継ぎしたくないという最大の希望が…あれめっちゃ苦手…っつーか、トータルで私の方が希望多いんだよね!マロンごめんねほんといつも…。
搭乗するまでのことあんまり覚えてないです。必要かなと思って、普段してない腕時計を引っ張り出して来たら電池切れだったので成田空港内の時計屋で交換してもらったのと、よせばいいのにテンション上がってマニキュア買ったことくらい?
機内では映画を観ているマロンを邪魔したり、現在地マップを拡縮したりして遊んでいました。飛行機がデカ過ぎてもの凄く楽しんでしまった。
13時間?11時間?既にフライト時間あやふやですが、とにかく長い時間だったのにとても遊んだし一睡もしなかった!
スキポール空港に到着してすぐ、噂に違わずオランダ人は背が高かったっていうのに興奮したし、空港内をセグウェイで移動してたのにも興奮した……(興奮の結果、ブレたのではないです。いつもブレてんです)
動画アップされてる方がいらしたけど「この速さならブレても仕方あるめぇ」って思ってらえそうなのでリンク貼らせていただくことにします。
ボケ方が同程度で勝手に安心してしまった。すみません。動いてるものを撮るのはむずかしいよ!!!
スキポール空港で見つけたゴミ箱が情に訴える系でいいなと思った。
日本語だと「ご協力ください」くらいものなんだろうけど、たすけてーって言われると「しょおっがねぇな〜」と思ってしまう。多分バカだからだ…。
空港から出てないけど取り敢えずここまで。
一年の計は後から指定したい
明けましておめでとうございます。
新年を迎えてまだ一週間も経ってないのに、仕事のバタバタもイライラも高揚感も一通りやったし、母親と衝突もしたし、友人も怒らせたし、体調不良にもなった。あと間違えちゃいけないセンシティブな右と左も間違えたし入稿もした。人生のダイジェストお得な5日間パック。うるせー!これが人生の縮図であってたまるかよ!!!
紅白歌合戦、とても楽しかったです。たぶん。話が合う人と見れたらもっと楽しかったのだと思います。
両親と見ていたので何だかハチャメチャに疲れはしたけど、楽しかったです。
予感はあったんですよね、面倒になる予感は。親も年を取って「こんなに長く世の中を見てるのに知らない歌手が年の終わりの紅白歌合戦に出ているのが気に入らない」みたいな入り方をするんですよ。オメーはヤフコメ民かよ。うちの両親はテレビっ子だし*1その自覚もあるようですが、上手にプラスから入れなかった時の下げ方が酷い。いいんだよ、AAAのアッパーで可愛い歌をあなた方が知らなくてもいいの。その場限りで楽しんでくれたらいい。歌に馴染めなかったとしても、親戚の誰それに似てる気がするとか、男女の割合が一緒じゃないんだね珍しい、とか、そういうくらいでいいのよ。知らないからってわざわざバッシングしなくていいのよ。でもするのよ。老人だから。
偏屈な老人って、こういう風に出来上がるのか……と思いながら自分の親を見るのはちょっとつらい。老人笑うな行く道ぞ。
だが「老人だから愚痴は仕方ない」で終わらせられない理由がこっちにもあった。今回の白組の1組目はジャニーズのグループで、もうさ〜〜私楽しみにしていたから〜〜〜ここの悪口言われたら玄関に飾ってあるお父さんご自慢のロッテマリーンズの選手のサインボールを明日に向かってズームインするところだった。いや放り投げるつもりだからフレームアウトだ。お父さんの人生からサインボールをフレームアウト。◯◯さんへ、って書いてあるから戻ってくる気もするけど……。
だからと言って同居人も実家へ帰ってしまう大晦日に一人で見たいかっていうと、私ちょっと寂しくなるだろうな〜誰かと見たいけど親じゃねんだよな〜ライブビューイングないのかな年越しそばつきで……と思いながらも両親と見る事で落ち着いたわけです。
しかし絶対に悪口を言わせないぞと意気込んだわたくし。
「悪口の気配を感じたら、ひたすら演者を褒めちぎる」という作戦に出ました。全ての演者について知ってるわけじゃないから衣装や声量や演出をべた褒めすることもあった。カスッカスのエンタメ知識を全弾ぶっ放した感じ。貧相な持ち球で総力戦……泥沼じゃあ……。あんなに西野カナを褒めちぎれるってことは私もしかして西野カナのファンなのでは……? ってくらいに褒めた。欅坂に関しては知ったばかりの振り付けの話やスカートの話をした。本田望結ちゃんの家族構成だの、シン・ゴジラはここがウケたらしいだの、もう知ってるんだか知らないんだか怪しいのも含めてとにかく喋り倒した。本当に疲れた。お陰で両親が知りもしない演者を悪し様に言うのを聞かずに済んだけど、純粋に楽しめたのかというとあやしい。
実家に24時間以上滞在できない病気にかかっているので元旦の夜に自宅へ戻ったのですが、父親がLINEで「今回の紅白は、お姉ちゃんが色々教えてくれたから最後まで面白かった。お母さんは欅坂を応援すると言っています」とメッセージが来たので報われた感はあります。謎の接待紅白でしたが次はどうにかライブビューイング的なものを実施したいです。ウッカリ帰省できなかった人とか集めたいね。
ポンポコピーとポンポコナーはどのように呼び合うか
私は「ピー」「ナーねえさま」だと思います。
マロンです。
更新をサボっていたら、はてなブログに怒られました。
一か月の間にいろいろあったんですけどあまり赤裸々に書くのもはばかられるので、とりあえず石垣島に行ったって話をします。なぎさんと私を含む女四人で。
これは「女子旅」とかキラキラしたものでなく「ズッコケ珍道中」だなと思いましたがそんなに珍なことは起きませんでした。あとあんまりずっこけもしなかった。
海はわけがわからないほどきれいだし、ホテルの部屋も最高だったし、食べたものもだいたいおいしかった。住めるな、と思いました。旅先で「住める」と思うことあんまりないんですけど、プーケットと石垣は住めると思った。
なのにさっきからPCが「スメル」て変換候補出してくる。スメルだったのはオランダですね、マリファナ的な意味で。
そんで、はじめてダイビングをしました。シュノーケリングはしたことあったけどボンベ背負ったの初めてで、死ぬほど重いですねあれ。基本、全く泳げなくはないけど溺死が怖いのでちょっと怖かったです。
どのぐらい溺死がこわいかと言うと、随分長い間タイタニックが見られなかったぐらいです。でもあれ凍死なんですね。先に言ってほしかった。いや別に言ってほしくはなかった。
そしてやっぱり柵に阻まれたところで浸水してくるシーンは怖かった。
閑話休題、7メートルぐらい?の海底はきれいすぎて、海の色がまんま顔面にレイヤーで乗ってるって感じで、全員顔色悪いかと思いました。自分の手が真っ白に見えるの、面白かった。
「真正面の魚」に弱い。
竹富島にも行きました、牛を愛でたあとで、猫が大量にいるでおなじみのコンドイ浜にいったら子猫がワサワサいてありがたかった。なぎさんもアレルギーで苦しみながら触っていました。
浜辺には、小さきヤドカリ軍団が歩いてた。そういえば漫画とかに出てくるリゾートビーチってヤドカリいるな!?と思った。
いきもの地球紀行。
もう10月だったのでビーチの営業終わりかけでガラガラの中、石垣で普通に海水浴もしました。海なんか入ったの何年ぶりだろう~とか言ってたんですが、あとあと冷静に考えて、マジで前回プーケットだかなんだか行ったときなので100年ほど前です。
あっそういや、いろんな浜辺を巡りましたが、とある浜でカップルに写真を頼まれたのですが、東京に帰ってから「あのタイプはインスタグラムに上げてる」とふと思って、うん、まあ、インターネットは怖いから気を付けて。
そんで帰ってきたら、「相棒」のたまきさんが、石垣島で大麻所持で逮捕された。
わたしとなぎさん、オランダ行って帰ってきてから石垣島に行ってるので、警察にマークされてる可能性ある。
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ネット検索したら知恵袋が引っ掛かることあるじゃないですか。
そんで、キャッチーだとつい見に行っちゃうじゃないですか。
今回、
「息子の名前がライナなんだけど、ママ友にパンティライナーみたいって笑われて悔し泣きした」
てのを読んで、めちゃ違和感があったので聞いてください。
いや、他人の名前を笑うことの民度の低さとかはわかるんですけどそれは一旦置いといて、です。
「ライナ」って聞いて連想ですぐ「パンティライナー」出る?
これはオリックス・バファローズが女性ファンに向けたキャンペーンのロゴですけど、これ見てパンティライナーを連想するのはわかるよ。
どうしたの?女向けのロゴ、と思ったらこうなっちゃったの?
でもライナっつったらまず埼玉西武ライオンズの雌ライオンが思い浮かぶし(パリーグのネタが連続してしまい恐縮です)、長音を勝手に足して「ライナー」まで出るんだったら、「特急列車かよ」とか「弾道かよ」みたいなことにならない?
そもそも、「頭にパンティってつけたら面白い名前になる」って何?私だってパンティマロンだったら面白いわ。
「たいら」とか「まりな」とかだと、音の響き的に、よりパンティライナーっぽくはなるよな。頭にパンティつけるのはナシ。
そもそも穿くものだから頭についてるのはおかしい。
そりゃ、もともと「山本パンティライナー」とかいう名前だったなら、寿限無の短いやつかもしれないけど。
親「和尚さーん、うちにこどもが産まれましてねェ!名前をつけたいからおめでたい言葉を教えてくださいよ」
和尚「では、パンティというのはどうじゃ」
親「すばらしい、神秘的で神々しく、夢があって、間違いなく女性的な単語でありながら男声でしか聞いたことのない不思議さが愛される!もっと何かないですか」
和尚「あとめでたいのは、ライナーじゃな」
親「なるほど、山なりの打球よりも、クレバーなパワー、振り抜くスピード、打球の勢いを感じます!他には?」
和尚「ない」
親「ないすか」
和尚「この世にめでたい言葉はその二つしかない」
親「ないすか」
~落語「パンティライナー」完~
こんなんだったら、「おやじダンサーズみたいだな」とか「ゲス乙女のメンバーみたいだな」って笑っていいけど、足し引きするのはナシだよ。
「単語を足したら変な名前」っていう悪口がアリなんだったら、だいたいのものがそうでしょ。頭に「うっかり」てつけたらみんなだいたいうっかり八兵衛みたいになるもん。
それこそ「アンタの息子さんの名前タケシだけど、三文字変えたらウンコになるわね、変な名前!」でもありじゃん。
でもこういうのって筆の力でさ、実際に目の前で言われたら、「うわ、人のこどもによくそんなカンジ悪いこと言えんな」て言ったり思ったりして、後味悪くスッと終わると思うんですよね。
書かれると、
「え?ライナだからパンティライナー?何それ、めちゃくちゃ足しちゃってんじゃん、とんかつがソースかつ丼になってんじゃん」
て気持ちになって変なとこ引っかかって、こんなに長い文章を書いてしまう。ない落語まで作った。全部が浮き上がるせいで論点がブレるんだと思います。
「書くと伝わらないもの」がなんなのかって、人によっても違うだろうし、体得していくしかないんですけどね。
会社の同僚が、
「課長代理がまたクレーム受けてた」
「いずれの課代にも課題アリだね☆」
「うまい!」
というメールをやり取りしてたので、この件を確信しました。
言われれば対処のしようもあるが、書くな。もしくはccに私を入れるな。
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映画。
X-MEN: アポカリプスを観ました。
皆様ご存知かと思いますが、ミュータントと呼ばれる超能力者がたくさん出てくるシリーズで、映画だけで6作品目の大人気コンテンツです。今回はその中でも、3の倍数と3がつく数字のときにアポになる超能力を持つ人の話です。
ついに300に突入したときのアン・サバ・ヌール役、オスカー・アイザックの熱演は必見。
スーサイド・スクアッドをみました。
中学二年生に、「見てくれ~悪役が主役の映画、新しいだろ!俺たちの作ったさいこうにかっこよくて魅力的なキャラクターを見てくれ~!なんと悪役なのにただの悪人ではなく、憎めない奴、悲しい過去を持つ奴など、斬新な設定が満載なんだ~見てくれ~!!」つって、ノートに書いたオリジナルキャラクターの設定資料を延々見せられている感じで、小中学生の時にオリジナルキャラクターを作ったことがない人じゃないと、PTSDを誘発されます。気を付けて。
次はワンダーウーマンで、ジャスティスリーグにつなげる気満々ですが、DCコミックとかいう中二精神の人たちが一周回って
「あれ?バットマンやスーパーマンが悪い奴を倒すのって……かっこいいんじゃね?」
ということを思い出すまで閉じ込めておいてほしいです。
映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身キュアモフルン!?をみました。
だいたいプリキュアが泣かせてくるポイントは家族愛か友情なのですが、今回は小動物の友情ものです。キュアモフルンが超ウルトラスーパードデスカデンにキュートで好みなので、絶対に見てほしいです。
シン・ゴジラをみました。11月に。
カヨコ・アン・パタースン特使の胸ばっかり見てしまった。あと第一形態のゴジラ怖すぎ。夢に出る。
特殊建機第一部隊が壊滅したのがとても悲しかったです。
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石垣の話は、なぎさんがもっとしてくれると思います!
お察しください、という図々しめの要求
久々の更新です。いえーい!!!(ウィッキーさんの後ろではしゃぐ小学生のテンションで)(世代間認知度差を無視する方向)
9月初旬が誕生日だったんです。毎年ちゃんと「今日は誕生日なので祝って下さい」と図々しく宣言するのでネット上でたくさん祝っていただけて嬉しいです。茶番だな。でも毎年くるんだもん、誕生日。律儀に。隔年くらいでいいんだけどね、こっちは。何なら四年に一度でいいんだけど。
ほんで、もう何がめでたいのかよくわからない誕生日を過ごし、その翌日にフォロワーさんと上野に飲みに行ったんすけど。始発まで飲むか〜っつって、26時くらいだったかな、私がトイレから戻って来たら隣のテーブルにいた若人が「一緒飲みましょうー」的にテーブルくっつけてて、私あんまりそういうの誘われないので(察して)ワーイくらいなもんだったんです。話を聞いてたら人生に汚点がなさそうな、ぶいぶい()言わしてそうな…分かるかな、これも、こう、察してくれ。やたら体格が良くて、野球部だったとかで、こう、察して。書こうと思えば書けるけど、何かもう投げやりな気持ちも混ざってるから「察して」で済ませることをゆるして。これ読んだ方が想像したものが私が想像させたかったものとかけ離れていても何も問題ないので。
で、そのブリリアントな感じの話を聞きながら酒飲んでて、明け方、そろそろ電車動いてるから帰ろうぜってタイミングで年齢きかれたんですよ。明かすことに抵抗ないからぺろっと喋ったらドン引きされてさあ!さっきまで馴れ馴れしく喋ってたくせに!ちょっと敬語混じってて!私も「えー……」ってなるよそれは!もおおおおお!予想と違うからって停止するのやめてくれないかね!オメーの少ない人生の中でこんなバアさんに会ったことなかったってのは御愁傷様だけど、誕生日の翌日にこういう目に遭った私だってちょっと可哀想じゃない!?
「何歳だと思ったの」ときいてみたらば、だいぶ若く見積もられていてさあ…個人的に「年下の男性は想像より5歳は若く言ってくれる」が持論なんだけど、それよりよっぽど下だったんですよ。22,23歳の子に、夏休みの小学生みたいな格好した女が何歳かなんて分かる訳ねーよなー、出会ったことないだろうもんなー。察せられなかったんだろうなー。あの子達のSNSに「ババアと飲んだwwww」「時間の無駄wwww」とか書かれてんだろーなと思うと何かこう……飲みに行きたいなって感じでした。察して。
ちなみに若人たちの話は面白かったです。周囲に「オレが勝ち組だ……!」みたいな人がいないので新鮮だった。
人に年齢を尋ねる場合は、ケース別の反応をあらかじめ用意してくれと思いました。
こっちも仕事で会う人には年相応の対応するけどさ〜、体力ないのに夜通し飲んでる時に出来る対応なんてたかが知れてるじゃん……察してよ。
あーお酒飲みたい。やってられっかよ。
百貫(およそ375キログラム)落とし
マロンです。
「ところがどっこい」の後半部分は、常にSFC版ストリートファイターⅡのエドモンド本田で脳内再生されるタイプです。
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まずはこれを書かないとですよね。
なぎさんと、3泊5日の弾丸でアムステルダムに行きました。
面白いことはたくさんあったのですが、とりあえずアムステルダムは大麻スメルがマジヤベェということだけお伝えしたい。
「なんか、どこのホテルの口コミにも、『大麻の臭いがした』て書いてあるね~」
「つっても大麻の臭いなんか、嗅いでもわからんしね~?」
行く前にこんなん言ってる場合じゃなかったですね、明確にアカンにおいがするよアレ。
中央駅の付近、飾り窓地区じゃなくてもそこらじゅうにコーヒーショップ(大麻吸える店)があって、店からも大麻スメルが漏れてくるし、まあそれだったら警戒もできるんですが、道歩いてる人から強烈な大麻スメル。避けられない。不意打ちがすぎる。
なぎさんも私も、体が受け付けなくて、キメてる人とすれ違った時に猛烈にえずいちゃうんですよね!
ところで、「えずく」って漢字で「嘔吐く」なの絶対嘘じゃない?まだ吐いてはなくない?ひらがなで「えずき」って書いたら人の顔が思い浮かぶし。
- アーティスト: えなりかずき,つんく,高橋論一,23’s
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- メディア: CD
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閑話休題、大麻マンとすれ違うと、普段から発言かぶりすることの多いなぎさんと私が、同じタイミングで「ぶぼォぉぅえッゲ!!」つって、体を折り曲げてくの字ですよ。二人いたから厳密には「くく」の字になってた。
でもさあ!すれ違いざまにオエってなったら、向こうも多分気づいてムカつくじゃないですか。
えずき方ってきっと万国共通でしょ?違う?日本人以外はゲーテの詩を引用した文言でえずくとかある?
しかも、マリファナキメてる相手なわけで、気が大きくなってて、軽率に殴られたりしたら怖いじゃん。
明日からオランダをどうやって歩けばいいんだ、と絶望したのですが、翌日行ったアウデワーテルは、全ッ然大麻人間いなかった。さらに翌日行ったユトレヒトにもいなかった。
単にアムステルダム中央駅近辺が大麻ワールドなだけだった。
加えて二日目以降、私が割と大麻スメルに慣れました。
なぎさんは相変わらず、横で「ぅぐボぅェエッ!」て悶絶してたけど私は「超くせえな~」てぐらいで、大丈夫でした。なんでだ。素養があったのだろうか。
それとも私の食事にだけ大麻混ざってたりしたんだろうか。それできるとしたら、なぎだけど。
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そんで帰国して翌日、ダイナマイト関西を観に行きました。
前回ルミネtheよしもとに行ったのは、「RGが90分あるあるを歌いつづけ、浅越ゴエが90分実況し、博多大吉が90分解説する会」だったんですけど、レイザーラモンRG以外の二人がそこにいました。
つくりこめるネタじゃないし、一人だし、瞬発力とか運とかいろいろあると思うんですけど、トリプルファイヤーの吉田氏はほんとに面白かった。
不勉強で申し訳ないのですが、トリプルファイヤーはお笑いではなくロックバンドの名前らしい。
つまり、完全にアウェイの試合で、一般予選を首位で勝ち抜けた実力者というわけで、いやーお笑いの本職を相手にしても、ホンモノでしたね。
回答の順番とかタイミングとかもきっと考えて出していたのだと思います。歴戦の猛者感出てた。
最終戦こそ博多大吉の空気感が勝ったけれども、大吉も完全にペースを調節してたし、もう二人とも準決勝トーナメントへの進出が決まっていた状況でしたから、二人の間での空気感もなんかそんな感じで、多分、本気出してなかったんじゃないかなあ。
ナマで大喜利って初めて見たんですが、テレビでやる大喜利のスペシャル番組みたいにスベり芸の人とかも出ないので、緊張感もあってすごく面白かった。
伊藤修子が、博多大吉が、トリプルファイヤー吉田が回答を出すたびに、
めちゃくちゃ臭い。
どうやら、面白ければ面白いほどくっっっっっさい臭いがするみたいで、「なるほど、これが判定基準でござるか!大喜利会場の現場ではこのような最先端シス テムを取り入れているのでござるな、テレビでは伝わってこない最先端でござるよニンニン」と思って感心していたのですが、後ろの席の人の強烈な口(くち)スメルでした。
一日でマリファナをやりすごせた私の嗅覚適応をもってしても、全く無視できないレベルの。で、その人が息を吐くとき、すなわち笑う時にくさいんですよ。超面白くない?いや辛かったけど、面白さとくささが比例することってないからさあ。
もう終始、「ワッハッハ……くさい!」「ゲラゲラ!くっくさい!」て感じで、貴重な経験でした。
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同じ週の金曜日には、ダイマナイト関西にも一緒に行ったCKさんと、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の振り返り上映会に行ってきました。
映画館で一度見たアニメをもう一回見るっていう貴族の遊びも、この開催が20話から25話、つまり最終回までなので、一区切りといったところ。
もうあのチケット戦争がないかと思うとある種解放された気分です……いや今回も私は負けてんですけど……ありがとうMさんなんでもするよ……
いやもう、一回どころか、下手すると二度三度見てる回もあるアニメなんですけど、何回観ても、面白いものは面白いからね~。
大きいスクリーンで臨場感もあって、ど真ん中近くの後方っていう、普段自分で映画観るときに狙う席で、見やすいし、すごいよかったです。
声優さんのトークも面白かったです。
ただ、聞かされてなかったんですけど4DX上映だったらしく、時々、左側からくさい臭いがs口スメル
えっ!?そんなことある!?週に二回も同じ人が近くに!?
わ~!私と趣味が同じです~!お友達になってくださ~い!と思ったんだけど、どうやら、別に同じ人ではなかった。
すごく共感を得たかったので、ねえねえCKちゃん、ねえねえ、という顔で(※基本休憩なし連続再生なので私語のタイミングはない)右隣を見たら、あの子風邪とか言ってマスクしてた。
事前に知ってたのでは!?
夏場って汗臭さはみんな気にするけど、どっこい口は盲点なのかな。水分不足で口渇いちゃうのかもなあ?みんな水分補給はしっかりね。エドモンド本田との約束だぞ。
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アムステルダム行きの飛行機で、「キャロル」と「ルーム」を見ました。英語で。
まー英語だったから細かいとこ全然わかんなかったんで帰ってから考察ブログみたいなやつ読んだ。
細かいとこわかんなくてもだいたいわかるのが映像の良いとこでもあるんですけど、コンテクスト的に少しでも追おうと精いっぱいになってしまい、特に「ルーム」の母親がインタビューされる大事なシーンで、セリフに振り回されて混乱しちゃったな。
この映画を見たせいで、オランダで庭に建ってる小屋が不気味に見えて困りました。
キャロルは、なんかロードパートが「ゴーン・ガール」みたいな感じがしてそれはそれでぞわぞわしました。
一回、タイのビーチに「リゾート!イエーイ!」っていうテンションで行くときに、機内で「ボルベール 帰郷」見ちゃって、沈んだ気分でタイに着陸してしまったことがあって以来気を付けてたんだけど、浮かれすぎててすっかり忘れてた。
BIG HERO 6やズートピアを見るべきだった。
ズートピアのオランダ版、ズートロポリスっていうのね。(ズートピアという名称は動物園が持ってるから、だかなんだかだそうで)
帰りのフライトは11時間中8時間ぐらい寝てましたが、一応「アナライズ・ユー」を見ました。
こっちは全然話を覚えてなかったので、「あー、寝ちゃったからナ~」って思って改めて解説をググったら、どっこい全部見てた。そもそも日本語吹き替えか字幕で見たんだけどどっちだったかも覚えてない、多分吹き替え……まあこれは寝てたのとはあんまり関係ないけど。もともとの記憶力の内訳の問題だけど。
2002年の映画ですが、こういうコメディはもう様式美だから良いね。頭も使わなくていいし!
いや、「どっこい!」はスーパー頭突きのときのボイスなので頭は使うんですけど。
自己申告というロック
マロンです。
「フラペチーノ」という単語がどんなにメジャーになっても、語感が間抜けで面白い、ということを忘れずにいきたいと思っています。
ヘアサロン難民をしています。
といっても、自己トリアージ結果としても「そんなに深刻じゃない」というレベルなので、考えるのも後回しにしています。
5~6回連続でお世話になっている店もあるので。
じゃあなんで自称難民かというと、行きつけの店に不満があるからです。
なんかもうこれ多分結果、ただの悪口とかわがままになるんですけどね。
一人、苦手なタイプのスタイリストがいるんですよ。
その店、雑誌もCUTとか置いててくれて、漫画とかアニメとかに関するものも含めて、読むじゃないですか、記事を。こちとらオタクだから、ファッション誌より面白いからね。
そうすると、漫画お好きなんですか?とか、その映画見ました?とか、話しかけてくるじゃないですか。まあ、それはいい。そういうのは私はあんまり苦手じゃない。
でもたとえば、宇宙兄弟の映画の記事読んでるとしますよね。
そのスタイリスト(若い女の子です)が話しかけてきますよね。
ス「これって漫画原作ですよね~。最近漫画の映画化多いですよね」
私「そうですね~」
ス「なんか……いろいろありますよね。あの、象のやつとか……?」
私「象……?」
ス「あれ、象じゃなかったでしたっけ?」
私「いや……すいません、わかんないです、象のまんが……??」
ス「象じゃなかったかもしんないです(笑)象のまんがってなんだってかんじですよね(笑)(笑)(笑)」
いや、「タッハ~!!この世にないものを生み出してしまった~!」ぐらいのテンションで来られてもお前のうろ覚え世界とか知らんし……
ス「宇宙兄弟、まんが読んだことあります?」
私「あ、ないです。周りにも面白いって言われるのでいつか読みたいとは思ってるんですけどね~、面白いですか?」
ス「私も読んだことないです」
ないのかよ。
ス「でもこないだ弱虫ペダルを、スタッフみんなで泣きながら一気読みしました!お店閉めてからみんなで読んだんです」
私「あ、あれも面白いんですよね?私読んだことないです」
ス「面白いですよ~!話、知ってます?」
私「自転車レースの話ですよね」
ス「そうなんですよ~!自転車なんかにみんな超必死になるんですよ~!」
私弱虫ペダル読んだことないけど、多分、あのマンガを人に紹介するときに
「自転車なんかにみんな超必死になってる漫画」
って言う人、脳の検査が必要なレベルでしょ。
その子多分、良かれと思っていっぱい話しかけてきてくれるんだけどさあ、向こうには賃金が発生してるけど私その時間お金をもらってるわけじゃないからさあ……。
ほかの二人の男性スタイリストはふつうなんですが、別に超こだわりがあるわけでもないのに、その女の子に当たりたくない一心で指名をしています。完全に失礼。
それでも5回6回通ったのはプリペイドのチケット使うとまあまあ安かったからで、もうそのチケットはなくなったので、再度難民をしてるってわけです。
で、一回、そのサロンを予約したつもりで、できてなかったことがあって。
赤っ恥をかいた勢いで、その近くにある別の店に飛び込みで入ったんです。ジャンプ小P飛び込みで入ったんです。対空技覚悟で。
それが現時点での第二候補ね。
そこは席数も少ない狭いサロンで、男性スタッフ二人で切り盛りしているところでした。
飛び込んできた私に昇龍拳コマンドを置き気味に入力することもなく、すごく親切だったし、トリートメントで髪もツヤツヤになったし。
金額はまあ相場ぐらいで、おおむね満点だったんですよね。
シャンプーのときに顔面に布をかけるシステムがないことを除けば。
頭を洗われながら男性スタッフの鼻息の気配、つらい。
担当してくれた男性スタッフは、
「可愛い顔の楽しんご」
って感じの人でした。物腰とか、口調とかも割と近くてさあ。
「あっお爪かわいいですね~♪女性の方って、そういうのたくさんできていいですよね~。僕もすごく興味あるんですよ~、あ、別にソッチの趣味があるわけじゃないんですよ?」
「沖縄いかれたんですか~。僕もこの間お店連休にさせてもらったので、沖縄旅行したんですよ、オーナーと。男二人でさみしいですよね~(笑)」
って感じなんですよ。
あ、女性的な男性が嫌だとか言ってるわけじゃないんです。老若男女問わず、「美容にすごく興味があってその話をしたい人」と話すのが苦手なんです。自分が全然こだわりなくて、そのことに負い目を感じちゃうからです。
髪の毛だって「今ボサボサだからサロンに来てる」とか、「根元が黒いから染めたい」とか、「セットする気がないから手のかからないパーマをかけたい」だけなんですよお。
あとキラキラ系の価値観で「旅行はカップルで行くもの」という前提で話をされるのも困る。なぜならそんなこと思ってないから。
「男同士で沖縄に行くなんて寂しいですよね~!」というのが質問であるならば、「いいえ、寂しくはありません」という返答しかできないから困る。
たださすがにもう大人だから、そのテの、私の中の「妖怪マジレス」は、眠らせたまま起こさないように生きてるけどさあ。
そのスタイリストの子は別に悪い子じゃないし、会話のキャッチボールもスムーズだし、囀りっぱなしというわけでもないし、そこまで含めて好きだなとは思ったわけなんですね。
ただ、ちょっと気になることがあって。
私がパーマをかけてもらってる間、ほかのお客さんを四人ほど見たんですが、そのうち三人が男性だったんです。
下北沢のサロンに通ってた頃も男性客の数は多かったですけど、席の数もいっぱいあったから、割合で言えばそこまで目立たなかった。土地柄なのかバンドマンみたいな人もきてたから、少し違う。
今回は二人でやってるこぢんまりとしたサロンで、普通の男性が来てて、その割合が高い。
オーナーと二人で営むヘアサロン。
二人で旅行に行くほど気の置けない仲。
美容に情熱を注ぐ楽しんご。
妙に多い男性客。
もしもここから何か結論が導き出されたとしてですよ。私、行っていい店か?
いや、楽しんごは絶対に心から歓迎してくれたと思ってるけど、ほかの男性客は、私がいても大丈夫だった?いやじゃない?
そう考えてみるとですよ、シャンプー時に楽しんごの鼻息の気配を感じるアレも、一種のサービスだった可能性出てこない?
あとこっちの楽しんごは人を殴ったりしない?私、うっかり彼の機嫌を損ねたら、→大P みたいなコマンドでぶん殴られない?
そのサロンでの楽しんごの施術により、髪の毛は調子が良いので、また行こうかなあと思いつつ、同じ駅前にある第三のサロンにも手を付けて、さて、次回どうしようかなあと考えています。
でもさ~、三軒のヘアサロン近いから、私を含めて四人で、道でバッタリなんてこともあるかもしれないですよね。私を巡ってトリプルスレッドがはじまったらどうしよう。
どうしようも何も、楽しんごが勝つにきまってますけど。強いから。
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今回、映画は特に見てないんですが、ネイルサロンで「ウエディング・プランナー」のDVDを見ました。
上記のヘアサロン談義をご覧になってわかるとおり、美に関して妥協できないタチなので。いま読み返してみたら「楽しんごは強い」しか言ってないあたりお里が知れるって感じだけど。
そんでこの「ウェディング・プランナー」ですけど、なんつうか、日本の少女漫画がアイドルを使った劇場版になるとき、こんな感じだよね……。
女子中学生向けの映画だね……。
とにかく、周囲のことを何も考えずにエゴを貫いて、お互いに愛を告白するシーンで終了するわけなんですけど、悪い意味で、その後が気になる映画。
あれだけバリバリ仕事をしていたジェニファー・ロペスが、顧客に手を出した上に太い仕事を一件ブチ怖しておいて、元の椅子に戻れるわけもなく、
婚約者より魅力的な女性が現れたという理由で、秋葉原駅での総武線⇔山手線ぐらい簡単に乗り換えた性獣マシュー・マコノヒーがおとなしくしてるわけがない。
しかも二人は、いくつものハードルを、「越える」ではなくてジャンプ大Kぐらいの勢いで粉砕しており、その破片で大きな怪我を負ってる人がめちゃくちゃいる。スーパーヒーローの戦いの被害どころの騒ぎじゃない。スーパーマンもスカーレットウィッチも安心していい。
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この映画、二人で傷つけあったり仲直りして幸せになればいいところ、わざわざ意味もなく他人を巻き込むから、見てる間ずっと心が痛むんですよ。つらい。
「なんていうジャンルの映画なんだ……」とか、「もしかして深い意味が込められているのでは?」とか思って一応検索してみたんですけども、だいたい罵詈雑言が引っ掛かる中、
「『すべてはジェニファー・ロペスの陰謀だ』と思って見ればなかなか狡猾で面白い」
とコメントしている人がおり、なるほど、いろいろな方向から見てからじゃないと判断が偏るよな、と感心したところであります。
ただ、『すべてはジェニファー・ロペスの陰謀だ』と思って見ても、ただただ周囲の人を思って胸が痛むだけだと思います。
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ウェディング系のラブコメ映画だと、パッと思いつくのが「ベスト・フレンズ・ウェディング」と「幸せになるための27のドレス」なんですけども、このへんは個人的には好きです。
「ベスト・フレンズ・ウェディング」はジュリア・ロバーツに「28まで独身だったら結婚しようね」って約束した男友達がいて、さあ28歳になるぞ、どうする、って話。
「幸せになるための27のドレス」は、花嫁の介添人を27回も務めた(毎回衣装が違う)その道のプロとも言える主人公が、主役の花嫁になるのはいつなの?って話。
個人的にこの映画は、相手役の俳優がX-MENのサイクロプス(ジェームズ・マースデン)なのがポイント高いです。超イケメンじゃないのが良い。彫像のような男前じゃないけどチャーミングだし、目からビームも出るし。出ない。どちらかというと鼻から出そう。
この二つに共通するのって、この後の登場人物の人生が何となく楽しみってところだろうなあって思うんですよね。毛色は少し違うけど「マンマ・ミーア!」とかもそうかも。
なんでかつうと、主人公が成長する過程がちゃんと描いてあるからなんじゃないかなと思う。
そういう意味では、スイーツ映画として酷評もあった「食べて、祈って、恋をして」の方がいいな。ただ恵まれたセレブ女がバカンスを楽しむだけの映画だけど、こっちのジュリア・ロバーツは、最初から最後まで苦労知らずのセレブのままとはいえ、一応成長する。
対して「ウェディング・プランナー」は、主人公が(おそらくそれまでたまたま表面に出てなかっただけの)エゴをぶちまけるだけで、しかもそれが功を奏しちゃってるから、多分味を占めてずっとこのまま生きていくんだろうなって思ってつらい。
そんでまあ悪口はこの辺にして、少し戻って「幸せになるための27のドレス」なんだけど、これ、見て欲しいんだよなー。
この映画の中に、主人公が妹を完全にのして見事なピンフォールを奪うプロレスシーンがあるんですね。ここがたぶん、第一子かどうかですごく印象違うと思うの。
わたしは第一子長女なんですけど、「ッシャーーー!よくやったーーー!」て感じでした。
これみんなの意見聞きたいわー。
相手の技を受けて受けて、体力ゲージ赤くなって、最後に乱舞系の超必殺技で決めるとこすごいカタルシスる。格ゲーだしプロレスだし。頼む〜見てくれ〜!
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そんなわけで、明日からなぎとオランダに少しだけ行くのではしゃいでいるマロンでした。
22時を過ぎた今、始発の電車に乗らねばならないのに、荷造りができていません。
俺より強い奴に、会いに行く!(オランダ航空で)