ブブンガ村立ヌートリア学園

まとまった文章を置いておくところ(共同)

百貫(およそ375キログラム)落とし

マロンです。
「ところがどっこい」の後半部分は、常にSFCストリートファイターⅡのエドモンド本田で脳内再生されるタイプです。

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まずはこれを書かないとですよね。
なぎさんと、3泊5日の弾丸でアムステルダムに行きました。

面白いことはたくさんあったのですが、とりあえずアムステルダム大麻スメルがマジヤベェということだけお伝えしたい。

「なんか、どこのホテルの口コミにも、『大麻の臭いがした』て書いてあるね~」
「つっても大麻の臭いなんか、嗅いでもわからんしね~?」

行く前にこんなん言ってる場合じゃなかったですね、明確にアカンにおいがするよアレ。
中央駅の付近、飾り窓地区じゃなくてもそこらじゅうにコーヒーショップ(大麻吸える店)があって、店からも大麻スメルが漏れてくるし、まあそれだったら警戒もできるんですが、道歩いてる人から強烈な大麻スメル。避けられない。不意打ちがすぎる。
なぎさんも私も、体が受け付けなくて、キメてる人とすれ違った時に猛烈にえずいちゃうんですよね!
ところで、「えずく」って漢字で「嘔吐く」なの絶対嘘じゃない?まだ吐いてはなくない?ひらがなで「えずき」って書いたら人の顔が思い浮かぶし。

おいらに惚れちゃ怪我するぜ

おいらに惚れちゃ怪我するぜ

 


閑話休題大麻マンとすれ違うと、普段から発言かぶりすることの多いなぎさんと私が、同じタイミングで「ぶぼォぉぅえッゲ!!」つって、体を折り曲げてくの字ですよ。二人いたから厳密には「くく」の字になってた。
でもさあ!すれ違いざまにオエってなったら、向こうも多分気づいてムカつくじゃないですか。
えずき方ってきっと万国共通でしょ?違う?日本人以外はゲーテの詩を引用した文言でえずくとかある?
しかも、マリファナキメてる相手なわけで、気が大きくなってて、軽率に殴られたりしたら怖いじゃん。
明日からオランダをどうやって歩けばいいんだ、と絶望したのですが、翌日行ったアウデワーテルは、全ッ然大麻人間いなかった。さらに翌日行ったユトレヒトにもいなかった。
単にアムステルダム中央駅近辺が大麻ワールドなだけだった。

加えて二日目以降、私が割と大麻スメルに慣れました。
なぎさんは相変わらず、横で「ぅぐボぅェエッ!」て悶絶してたけど私は「超くせえな~」てぐらいで、大丈夫でした。なんでだ。素養があったのだろうか。
それとも私の食事にだけ大麻混ざってたりしたんだろうか。それできるとしたら、なぎだけど。

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そんで帰国して翌日、ダイナマイト関西を観に行きました。

前回ルミネtheよしもとに行ったのは、「RGが90分あるあるを歌いつづけ、浅越ゴエが90分実況し、博多大吉が90分解説する会」だったんですけど、レイザーラモンRG以外の二人がそこにいました。

つくりこめるネタじゃないし、一人だし、瞬発力とか運とかいろいろあると思うんですけど、トリプルファイヤーの吉田氏はほんとに面白かった。
不勉強で申し訳ないのですが、トリプルファイヤーはお笑いではなくロックバンドの名前らしい。
つまり、完全にアウェイの試合で、一般予選を首位で勝ち抜けた実力者というわけで、いやーお笑いの本職を相手にしても、ホンモノでしたね。
回答の順番とかタイミングとかもきっと考えて出していたのだと思います。歴戦の猛者感出てた。
最終戦こそ博多大吉の空気感が勝ったけれども、大吉も完全にペースを調節してたし、もう二人とも準決勝トーナメントへの進出が決まっていた状況でしたから、二人の間での空気感もなんかそんな感じで、多分、本気出してなかったんじゃないかなあ。

ナマで大喜利って初めて見たんですが、テレビでやる大喜利スペシャル番組みたいにスベり芸の人とかも出ないので、緊張感もあってすごく面白かった。
伊藤修子が、博多大吉が、トリプルファイヤー吉田が回答を出すたびに、

めちゃくちゃ臭い。

どうやら、面白ければ面白いほどくっっっっっさい臭いがするみたいで、「なるほど、これが判定基準でござるか!大喜利会場の現場ではこのような最先端シス テムを取り入れているのでござるな、テレビでは伝わってこない最先端でござるよニンニン」と思って感心していたのですが、後ろの席の人の強烈な口(くち)スメルでした。
一日でマリファナをやりすごせた私の嗅覚適応をもってしても、全く無視できないレベルの。で、その人が息を吐くとき、すなわち笑う時にくさいんですよ。超面白くない?いや辛かったけど、面白さとくささが比例することってないからさあ。
もう終始、「ワッハッハ……くさい!」「ゲラゲラ!くっくさい!」て感じで、貴重な経験でした。

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同じ週の金曜日には、ダイマナイト関西にも一緒に行ったCKさんと、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の振り返り上映会に行ってきました。
映画館で一度見たアニメをもう一回見るっていう貴族の遊びも、この開催が20話から25話、つまり最終回までなので、一区切りといったところ。
もうあのチケット戦争がないかと思うとある種解放された気分です……いや今回も私は負けてんですけど……ありがとうMさんなんでもするよ……

いやもう、一回どころか、下手すると二度三度見てる回もあるアニメなんですけど、何回観ても、面白いものは面白いからね~。
大きいスクリーンで臨場感もあって、ど真ん中近くの後方っていう、普段自分で映画観るときに狙う席で、見やすいし、すごいよかったです。
声優さんのトークも面白かったです。
ただ、聞かされてなかったんですけど4DX上映だったらしく、時々、左側からくさい臭いがs口スメル

えっ!?そんなことある!?週に二回も同じ人が近くに!?
わ~!私と趣味が同じです~!お友達になってくださ~い!と思ったんだけど、どうやら、別に同じ人ではなかった。
すごく共感を得たかったので、ねえねえCKちゃん、ねえねえ、という顔で(※基本休憩なし連続再生なので私語のタイミングはない)右隣を見たら、あの子風邪とか言ってマスクしてた。
事前に知ってたのでは!?

夏場って汗臭さはみんな気にするけど、どっこい口は盲点なのかな。水分不足で口渇いちゃうのかもなあ?みんな水分補給はしっかりね。エドモンド本田との約束だぞ。

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アムステルダム行きの飛行機で、「キャロル」と「ルーム」を見ました。英語で。
まー英語だったから細かいとこ全然わかんなかったんで帰ってから考察ブログみたいなやつ読んだ。
細かいとこわかんなくてもだいたいわかるのが映像の良いとこでもあるんですけど、コンテクスト的に少しでも追おうと精いっぱいになってしまい、特に「ルーム」の母親がインタビューされる大事なシーンで、セリフに振り回されて混乱しちゃったな。

この映画を見たせいで、オランダで庭に建ってる小屋が不気味に見えて困りました。
キャロルは、なんかロードパートが「ゴーン・ガール」みたいな感じがしてそれはそれでぞわぞわしました。
一回、タイのビーチに「リゾート!イエーイ!」っていうテンションで行くときに、機内で「ボルベール 帰郷」見ちゃって、沈んだ気分でタイに着陸してしまったことがあって以来気を付けてたんだけど、浮かれすぎててすっかり忘れてた。

ボルベール <帰郷> Blu-ray

ボルベール <帰郷> Blu-ray

 

BIG HERO 6やズートピアを見るべきだった。
ズートピアのオランダ版、ズートロポリスっていうのね。(ズートピアという名称は動物園が持ってるから、だかなんだかだそうで)

帰りのフライトは11時間中8時間ぐらい寝てましたが、一応「アナライズ・ユー」を見ました。
こっちは全然話を覚えてなかったので、「あー、寝ちゃったからナ~」って思って改めて解説をググったら、どっこい全部見てた。そもそも日本語吹き替えか字幕で見たんだけどどっちだったかも覚えてない、多分吹き替え……まあこれは寝てたのとはあんまり関係ないけど。もともとの記憶力の内訳の問題だけど。
2002年の映画ですが、こういうコメディはもう様式美だから良いね。頭も使わなくていいし!

 

いや、「どっこい!」はスーパー頭突きのときのボイスなので頭は使うんですけど。