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ブブンガ村立ヌートリア学園

まとまった文章を置いておくところ(共同)

テラアロマをめぐる冒険

マロン

マロンです。久々の上に連投でごめんなさいね!

なぎさんは今、なぎさんにしか見えない猫の写真を撮るなどで諸々忙しいのです。狂人っぽいな。

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こないだの交流戦でついにプロ野球を開幕させました。あけましておめでとうございます!

ほんと意味わかんなかったな、私が全然ナマで観戦に行けてない間に試合は行われていて、知り合いの野球好きはみんな観に行ってて勝った負けた誰がよかったってさあ!おかしいでしょ!おかしくないけど。
ものすごい投手戦で面白かったんですけど、19時に球場について20時頃にはもう9回終わって延長が決定してたからね。まあ延長してよかったっちゃよかったけど。1時間のために1900円払うとこだった。
そこでがっつりサヨナラ負けまで見届けて帰りました。野球楽しいっすね。

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アロマの話をします。

母の実家の寺に昔からよく遊びに行っていたことがあったせいか、なぜかこの年になって寺が、というか、寺のにおいが好きになってきました。
これ系の話でややこしいのは、宗教が絡むっちゃ絡む割に、母の実家ってめちゃテキトーなんですよ。いや、母曰く、真宗はテキトーでいいってことらしいんだけど。個人の意見です。

で、まず、宗教のことなどなんもわからん私は、周りの人に「お寺のにおいをかぎたいんだけど、あれって何のにおいなのかね?」と聞いて、
「お前、そら、線香よ。」
という答えを何人かからいただいて、なるほど!と思っていわゆる「線香」、「毎日香」みたいなああいうやつを買ったわけです。
でも、線香のにおいだけど、寺のにおいではない。というか、おばあちゃんちのにおいじゃない。
そもそもだよ、線香のにおいって、何のにおいなの?ってことで調べたら「白檀」なる植物だそうで、同じ原料のお香が「チャンダン」「サンダルウッド」として売られているとのこと。

で、これも試したけど違う。

詰んだので、最初っからそうすりゃよかったんですけど、母親に、「お前の生家のにおいって何のにおいなの?」て聞いたんです。
そしたら、あいつ、知らねえでやんの。
っつーか、「線香じゃないの?」って言ってたから、「線香じゃなかったよ」と反論したら、「うっそ、線香買ったの(笑)」てウケてた。なんだあいつ。派手な車乗り回しやがって。国産車買え。

そんな気持ちになりつつ話を進めてみたら、「もしかしたら、お焼香のにおいじゃない?」って言われたんですよ。
私はその瞬間まで、「お焼香」って「お焼香する」という動詞でしか認識してなかったんで、

「お焼香のにおい」

って言われて、「なにその『死の臭い』みたいなやつ……」て思っちゃったんですけど、「焼香」って違うね、名詞だ、あれ。お香の名前だ。

さらにここですれ違ったのが、母親は「火をつけて香りを出す寺にあるもの=線香」って意味で言ってたっぽくてさあ。

厳密に言えば線香は「棒状の物のみ」みたいなんだけど、「線香」も「焼香」もお香なんで、ごっちゃにしてたみたい。
母親ってゲーム機のこと全部ファミコンって言う生き物だもんな……。
ただ、寺に生まれた娘としてはどうなんだ。

考えてみりゃ、寺ってその道のプロですからね。スーパーで売ってる毎日香のにおいがする寺なんか少ないよね、シャネルの店員がユニクロ着てることないもんなあ。

そこまで手がかりや知識を蓄えてはみたものの、私が家を寺アロマにするにはまだ課題がふたつ。
まず、正体があのフレーク状の「焼香」だったとしても、別に家にほしくないということ。香炉いるし。
次に、「焼香」は香の種類であって、においの種類じゃないわけです。どの香木なのかでにおいが変わってくる。

なので、「どのにおいなのか確かめたうえで、それと同じにおいのするお香的なやつを買う」必要があります。
ヒントは、母親の、「結構いい焼香を買ってたはず」という記憶のみ。
いや、伯父(母の兄、現住職)に聞けばいいんですけど、ぶっちゃけ急に連絡して「お前どこの焼香買ってんの」って聞けるほどには仲良くないんですよね笑
自分で探すほうがアドベンチャーだしね。

そんで、高い香木を調べると、伽羅、というのが引っ掛かりました。伽羅。高級品。高級品だけど、日本香堂から、伽羅の香りの線香が出てるー!
これだ~!と思って買ったんですけど、なんと、普通に違う。ただ、確かに、寺のにおいではあるんです。でもうちのおばあちゃんちの寺のにおいじゃない。

「寺アロマ、種類があるぞこれ……。きっとマニア垂涎の『銀閣寺の香り』とかあるんだ……探しきれるわけがない……」

と心が折れたので、寺アロマ探究への情熱はいつしか薄れてたのですが、京都旅行の際、現地で寺アロマを嗅いだときにまた復活しまして。
土産物屋の並びにあった、線香とか数珠とか売ってるお店にふらっと入って片っ端から線香を嗅いだら、一つの箱からおばあちゃんちの寺のにおいが!
ギャー!これをくださ~い!つって買ったんですけど、ちっちゃめの箱だったけど1500円。別にしぬほど高くはない。
日本香堂の「天壇」ていうラインの伽羅があのサイズで2,000円なので、割高かなあ?トントンか?というところだけど、ドンピシャでおばあちゃんちのにおいだったんで仕方ない……。

答え合わせすると、「京佛具山口屋」さんの「清水坂」という線香でした。

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www.yamaguchiya-kyoto.jp

いや、おばあちゃんちの寺でこの線香を使っているというわけではないので正解ではないのですが、「私の記憶の中の寺のにおい」は、これで決着という意味です。香木で言えば「沈香」のブレンドらしい。
というか、「伽羅」も大きなくくりで言えば「沈香」の中の良いやつのこと、みたいです。
で、さらにそのあと判明したのは、「焼香」はだいたいブレンド香だということ。
沈香は「沈香のにおい」として販売されるので、Hitさせるのは難しいみたい。次に伯父に会ったら、勇気をもって業者聞いてみようかなあと思っている次第です。

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という京都まで広がった長い長い沈香物語だったんですけど、青い鳥的なオチみたいのがあって。

「じんこうも焚かず、屁もひらず」
っていうことわざがあります。
意味は、いい匂いもしないしくさくもないコメントしにくい存在の奴、あるいは長所もないけれど短所もない、ふつう、安定している、7番ぐらいに座らせておくといい仕事をする、ってことらしいんですけど。最後のは個人の意見です。

幼いころにこれを母から聞いて、面白ワードとして完全に一軍レギュラーである「屁をひる」という言葉が含まれていたので、心に刻まれていたわけなんです。しかも否定形「ひらず」。「へもひら」部分の語感の情けなさ。
もうさすがにいい大人ですから、屁って聞いただけで笑ったりしないけど。
その「じんこう」が「沈香」だとつながったのは沈香を入手した後でした、という話。「屁」と一緒に登場されちゃうと影が薄くなっちゃうよな~。だって「屁」だもん。もういい大人だから別に面白くないけど、「屁」www

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宗教っつーより寺、しかも親戚の家の話なんですけど知らないことっていっぱいあるね。
今回得たのは探し求めた寺アロマの他、調べて学んだ知識と、部屋に積まれた大量の白檀や伽羅の線香(3箱)です。
わかんないけどこれ、500年分ぐらいない?
なにこれどうしたらいい?炒めて食うぐらいしか思いつかないんだけど。

 

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映画の話。

DEADPOOLを観ました。
タワシにするために、小学校で育てたへちまを水中で腐らせている途中の、もう完全に終わってる死んだプールの話です。

予告の字幕で「ストーブ」だか「エアコン」だか「暖房」になってたstove、本編字幕では「コンロ」だかなんだかになってましたね。
確かに予告みて「冬の話なのかしら?」て思ったもんな~
予告って(まだ完成してないフィルムから)(フィルムて)話の内容わかんないまま作らなきゃいけないって聞いたことあります。だとしたら大変ですよね、わかります。

あとのページ全部下書きなのに、無理やり2ページぐらいだけ完成させてサンプルをアップすること、ありますよね。何の話だ!!

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ズートピアを観ました。

完売してしまったチケットの追加やキャンセルが出ないかどうか、勤務中に販売サイトを延々リロードして待機している人を見て、同僚が「あいつの画面、ずーっとぴあだな」つっt

↑仮に絞り出したとして、堂々と言える私がすごいですよね。

ディズニー映画は本当に、翻訳力がすごい。「いいたいのはこれ!」って、見る人に伝わるツールに的確に、かつ強引に翻訳してブン投げてくる。
こないだのバットマンvsスーパーマンみたいに、いいたいこといっぱいあって、伝えるのがへたくそな映画だってあるのに……。

「夕暮れの空が茜色で、心の奥底が揺さぶられるような気分になりました」みたいなことを、
「空!赤い!すごーーーい!」ってされてる感じ。
しかも、こっちが「ほんとだ!赤い!すごいね!」って思うだけでも話は通じるし、「赤い?なんで?ああ、なるほど夕陽」って考えることもできる。全方位死角なしって感じ。絶対王者感。
定期的にこういう完璧なエンタメにぶんなぐられるのは、必要だなって思います。

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殿、利息でござる!を観ました。
しりとりで「り」を回され続け苦しむ殿様に、家臣が「ほら、あの、あれ!」と手助けする様を描いたノンフィクションです。
面白かった。

羽生結弦の演技、なかなか良かった。顔が役に合ってたのかな。
でも出てるの知らなかったので、「あれ、誰だっけこれ、知ってる気がする」ってなってた。同じフィールドで殿っぽいのは織田信成のはず、と余計な心配もしましたが、これもう全国で言われてたんだろうな。
竹内結子は無駄遣いな気がしたけど良かった。

これはどちらかというと淡々としてて、「抑」のまま抑揚のない映画なんですけど(ズートピアは「揚」のままで抑揚がない)、そういう「まげもの映画らしさ」を持ったままコメディ仕立てにしてある「配分」が絶妙だなと思います。
悪人が出てこないタイプのお話の上、ダイジェストっぽくもなってたから、俳優の演技に魅力を感じられないと退屈かも。

っていうかまげもの映画少なくないすか。今年は頼むよ本当。
必死剣鳥刺しとか柘榴坂の仇討ちみたいなやつまた観たいな、夏休みお子様フェアが終わったあたりで。

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次に映画館に行く予定は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 振り返り上映会」なので、特に新しいエキサイティングなものを摂取するわけではないけど、面白いことは保証されているので安心ですね。
こういうのをことわざで、「沈香も焚かず、屁もひらず」と言います。
屁てwwwwwww