ブブンガ村立ヌートリア学園

まとまった文章を置いておくところ(共同)

正義と、真実と、思いやりの3Way

マロンです。

この世に生を受けて、成長して、イヤイヤ期を過ぎた後から、今日までずっと「鬱々期」です。
 
土曜の夜から日曜にかけて映画を三本観ました。
といっても最初の一本は金曜ロードショーの録画で「マンオブスティール」、その後映画館で「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」と「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」の二本です。
ネタバレしますのでご了承いただけた方のみで。
 
まず、マンオブスティールなんですけど、これは続編にあたる「バットマンvsスーパーマン」の予習のために観ました。
いわゆるTVサイズと申しますか、だいぶ端折られていたのだろうなあと……。
バットマンvs~、2時間33分あるんですよ。だから、どうせ一作目も長かったんだろうなと思います。察するに、8時間ぐらいはあったのでは?
結果、ダイジェストすぎて、設定資料集を音読されてるのかな、と思いました。もしくは、結婚式の司会が読むやつ?スーパーマン、結婚するのかな?誰と?バットマンと?共通の趣味(ピッチピチのボディスーツみたいなのを着ること)で出会って???
そんなわけでマンオブスティール面白かったです。特に、タイトルに「おブス」が入っていてさりげなく観客をばかにしていてむかつくところが面白かったです。
 
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そんなわけで、予習を完璧にして「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」を見に行ったわけです。
ストーリーは、ジャスティス岩倉が誕生し、全世界のスーパーマーケットで金属バットを曲げて回る、というものです。

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たまたまお母さんの名前が誰かと同じだと男子は大変だな~と思いました。(感想)
 
それと私、坐骨神経痛持ちなので長時間座ってるのが辛いんですけど、それでもやはり、それも私の一部なんですよね。
あまりに面白い映画にのめり込んで、痛みを忘れてしまうようなことがあっては一大事です。
この映画の優しいところはそこで、2時間33分という上映時間の間、何度も坐骨神経痛や空腹を思い出すことができました。
宇宙人であるスーパーマンと、地球人であるゴッサムマンが交錯する話ですから、観客マンである我々がヒトであることを忘れるわけにはいきませんよね。あくまで思考を奪われることなく、苦悶の表情を浮かべながら、尻の存在を実感しヒトらしく居られる。そんな2時間33分でした。
ダイジェストだったマンオブスティール地上波版の40倍面白かったので個人的には良かったかな。せっかくだから町山智浩の解説買おうかなと思ってますけども。
 
一緒に観た腰痛持ちの友達も、スクリーンの明かりがついた瞬間に
 
「あと40分短くできただろ!!」
 
と叫んで、その声は町中に響き渡り、TOHOシネマズ新宿のところにあるゴジラの頭を見に来ていた外国人観光客の方々が、
「Wow! GODZILLA ga hoe mashi tazo!」
と歓声を上げていましたが、なんでも、ブルーレイのディレクターズカット版はさらに30分長くなっているんだそうです。
何だよそれ。
地球人の腰を全部爆発させるというクリプトン人の陰謀か?
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諸事情により、およそ2時間半昼飯のことを考える時間があったので、迷わずからい麻婆豆腐とケーキを食べた後、「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」を観ました。
イアン・マッケラン(76)が、シャーロック・ホームズ(93)を演じるという映画です。ヨボヨボ具合がリアルすぎるとすこぶる不評でした。
今検索したら、X-MENマグニートーの人だそうで、確かに言われてみたらそうかもしれない。かもしれないも何も公表されてるんですけど。
ついでにYahoo!映画かなんかで「ミステリ」「推理」みたいなカテゴライズされてたけど、違うよ。
人情ものです。
ハリウッドから日本に大々的に入ってくるのは相変わらず(乱暴にくくれば)プロパガンダとか思想の映画ばっかりだし、邦画っつったらそれこそ原作のあるものばっかだけど、イギリスはいつだってなんだかわかんないものを撮ってますね。自由の国、イギリス。
少し新鮮なものをみたいと思ったら、もうミニシアターで英仏の映画観に行くぐらいがハードル的にもちょうどいいのかもな~。まあそのミニシアターがもうないんですけど。
 
ところで、スーパーマンとかバットマンとか言いながら、最近私が周りに広めて回っている「あの娘はヤリマン」の話と絡めたくて仕方なかったんですけど、我慢したので、笑いながらがんばったとめちゃくちゃ褒めてね。
「あの娘はヤリマン」、内容を説明しようと思ったんですけど、服部昇大先生の書かれた記事に詳しいので、ご紹介させていただきます。
「へんきん!タマイダー」等をもう一度読みたいと思っている、心の中の小学生男子が暴れっぱなしの大人の方におすすめです。
 
いついなくなってくれるんですかね、この、心の中にいる小学生男子。